B.A.D. 1 繭墨は今日もチョコレートを食べる

B.A.D. 1 繭墨は今日もチョコレートを食べる (ファミ通文庫)

B.A.D. 1 繭墨は今日もチョコレートを食べる (ファミ通文庫)

オカルトチックでグロテスクなミステリー。だったんだけれど、あまり俺の趣味とは合わなかった。なんか詰め込みすぎてるような気がした。構造を複雑にしても、それが最後に綺麗に収束して、伝わらなければ意味が無いなと、読んでて思った。この作品はある程度はまとまっているけれど、もっと余分なものを削るべきだったと思う。特に1巻は。
あと、イラストをそこまで気にする方ではないけれど、この作品の雰囲気にこの作家は合ってないと思った。もうちょっと刹那的と言うか、荒廃的な絵をかけるイラストレーターさんのが良かったんじゃないかな。