2011年のまとめ

まだこのBlogを始めて4ヶ月ほどしか経っていませんが、今年ももう終わりということで、なんとなく1年を振り返ってみたいと思います。

2011年に読んだ本はこちらに全部記録されています。今年は全部で70冊読んでいました。

今年新たに読み始めたシリーズは「IS〈インフィニット・ストラトス〉」「ココロコネクト」「東雲侑子は短編小説をあいしている」「中の下!」「図書館戦争」ぐらいですかね。今までに比べると少ないと思います。後ろ2つはすでに完結していますしね。

ココロコネクト」と「東雲侑子は短編小説をあいしている」はかなり好きなシリーズになってて、前者は「このラノ2012」でも1票を投じました。後者もWeb連載から追っていた思い入れの深い作品で、積んでいる「東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる」を早く読みたいところですw

IS〈インフィニット・ストラトス〉 (MF文庫J)

IS〈インフィニット・ストラトス〉 (MF文庫J)

IS〈インフィニット・ストラトス〉」はアニメの影響で読み始めたんですが、こちらも結構面白かったですね。8巻がいつ出るのかというのが心配ではありますが……。アニメ化といえば、「ソードアート・オンライン」もアニメ化だそうですね。原作も大好きな作品なんで、楽しみです。

図書館戦争」はもう語り尽くしてしまったので、ここでは紹介だけですw 「中の下!」は、あまり話題にはなりませんでしたが、俺は割と好きな雰囲気の作品で、これぞ「バカ青春ラブコメ」! と思った作品でした。

中の下!  ランク1.中の下と言われたオレ (富士見ファンタジア文庫)

中の下! ランク1.中の下と言われたオレ (富士見ファンタジア文庫)

その他で完結しちゃった作品には「狼と香辛料」「ほうかご百物語」「とある飛空士への恋歌」などがありましたね。「狼と香辛料」と「ほうかご百物語」は最後がどちらも短編集で、どちらとも「最後」というのを意識してまとめられたいい作品だったと思います。

狼と香辛料〈17〉Epilogue (電撃文庫)

狼と香辛料〈17〉Epilogue (電撃文庫)

とある飛空士への恋歌」は、「追憶」から追ってた作品だったんで、最終巻を読んだ時も感慨深かったですね。「夜想曲」は巻共に感想を書いたんで、ここでは省略します。

今年は1年で70冊と少ないながら、好きなシリーズはしっかり読めて、来年につながるシリーズも少しは見つけられたんで、まあ良かったかなーという感じです。来年は、さらに新しく読むシリーズもいくつか作りたいなと考えています。まあ、そのためには今積んである本を消化しないといけないんですけれどね……w

それでは、来年も、どうかよろしくお願いします。

織田信奈の野望7

織田信奈の野望 7 (GA文庫)

織田信奈の野望 7 (GA文庫)

「浅井朝倉編」とも呼ぶべき戦いの完結巻。戦の落とし方としては予想通りだけど綺麗な終わらせ方だった。今までの伏線もきっちり回収できていたし、盛り上げるところもちゃんと盛り上がってた。
それに、普段のくだらないノリも十分にあって、中盤の温泉のシーンはとにかく笑わせてもらった。このへんのバランスも良くて、今までの中で一番面白いと思える一冊だった。
そして次巻からは新章。楽しみ。

ココロコネクト ニセランダム

「クリップタイム」で登場した2人の新入生を物語の軸に置き、今までの5人の関係を新しい角度から描いてた。色々あっても揺るがないっていうのを書こうとしてたんだけれど、今までと変わんないじゃんってのが少しあったかな。まあ、終章への持って行き方は上手かったと思う。終章も、千尋の成長が描かれてまとまっててよかった。
それと、柴乃の独り語りを合間に挿してこちらも成長、というか葛藤を表現してて、これも綺麗にはまってるなと思った。この2人の新入生はテンプレにちょっとスパイスを効かせただけのある意味これぞテンプレって感じなんだけど、物語の中の役割としてはかなりいい働きをしてるんじゃないかな。
ただ、いいキャラ2人入れて結局5人の関係性も殆ど揺れなかったんで、あと長編2本+短編1本で終わりそうだなーとも思ったり。というか、そのくらいで終わるのがちょうどいいと思う。アニメ化も決まってるみたいだけれどね。

12月発売のライトノベルまとめ

注意 / ご利用は自己責任でお願いします。
角川スニーカー文庫 / 毎月1日発売
HJ文庫 / 毎月1日発売
電撃文庫 / 毎月10日発売
GA文庫 / 毎月15日発売
富士見ファンタジア文庫 / 毎月20日発売
ガガガ文庫 / 毎月20日発売
一迅社文庫 / 毎月20日発売
  • 背約のキャバリアー
  • 魔導書が暴れて困ってます。まぁ、どうしよう!?
  • 真剣で私に恋しなさい!!(7)
  • 千の魔剣と盾の乙女5
  • 小学生にもデキること! 超誕!Jオオカミ団
  • MAGIの天星姫
MF文庫J / 毎月25日発売
集英社スーパーダッシュ文庫 / 毎月25日発売
  • ベン・トー 8 超大盛りスタミナ弁当クリスマス特別版1250円
  • カンピオーネ! XI ふたつめの物語
  • ダンス・ウィズ・エリシア 2
  • 白翼のリンケージ II
  • 獅子は働かず 聖女は赤く 2
  • 吟遊詩人に贈る歌
ファミ通文庫 / 毎月30日発売

B.A.D. 1 繭墨は今日もチョコレートを食べる

B.A.D. 1 繭墨は今日もチョコレートを食べる (ファミ通文庫)

B.A.D. 1 繭墨は今日もチョコレートを食べる (ファミ通文庫)

オカルトチックでグロテスクなミステリー。だったんだけれど、あまり俺の趣味とは合わなかった。なんか詰め込みすぎてるような気がした。構造を複雑にしても、それが最後に綺麗に収束して、伝わらなければ意味が無いなと、読んでて思った。この作品はある程度はまとまっているけれど、もっと余分なものを削るべきだったと思う。特に1巻は。
あと、イラストをそこまで気にする方ではないけれど、この作品の雰囲気にこの作家は合ってないと思った。もうちょっと刹那的と言うか、荒廃的な絵をかけるイラストレーターさんのが良かったんじゃないかな。

11月発売のライトノベルまとめ

注意 / ご利用は自己責任でお願いします。
角川スニーカー文庫 / 毎月1日発売
HJ文庫 / 毎月1日発売
電撃文庫 / 毎月10日発売
スマッシュ文庫 / 毎月10日発売
  • 妹がゾンビなんですけど! 2(30日発売)
GA文庫 / 毎月15日発売
富士見ファンタジア文庫 / 毎月20日発売
ガガガ文庫 / 毎月20日発売
MF文庫J / 毎月25日発売
集英社スーパーダッシュ文庫 / 毎月25日発売
  • 覇道鋼鉄テッカイオー
  • サカサマホウショウジョ
  • 迷い猫オーバーラン! 11 護らせてあげてもいいわよ!?
  • 一緒に革命しませんか? 僕らのバラ色の出撃
  • ある朝、ヒーローの妹ができまして。
ファミ通文庫 / 毎月30日発売

小説 劇場版ハヤテのごとく! HEAVEN IS A PLACE ON EARTH

劇場版は見てないけれど買ってみた。
内容としては「ハヤテ」のいいところを濃縮したような感じで、原作も変な方向に走らずにこの路線で続けてればいいのになぁと思った。って、この本の感想じゃないなw
文章の雰囲気も原作を下敷きにしたものになってたんだけれど、個人的にはちょっとやりすぎかなと思った。特に、後半の盛り上がりの部分はシリアスな文章で通したほうがよかったように思う。少し肩すかしをされた感じだった。
でもまあ、今までのノベライズよりかはすっきりと読めた気がした。
ところで、原作を単行本で追ってたんだけれど、剣野カユラって誰?w